倉敷医師会、児島医師会、玉島医師会、都窪医師会、北児島医師会の5医師会が倉敷市と協力して、予防接種・各種検診・夜間休日当番医など地域の保健・医療・福祉に様々なかたちで貢献しています。

●初診時における“機能強化加算”について

―当院では「かかりつけ医」として以下の事項に対応しています―

1.他の医療機関で処方された医薬品を含め、服薬状況等を踏まえた管理をします。
2.必要に応じて、専門の医療機関を紹介します。
3.健康診断の結果に関する相談、健康管理を行っています。
4.保健・福祉サービス等に係る相談に応じています。
5.緊急時（診療時間外も含む）の対応方法等の、情報提供を行っています。

●再診時における“地域包括診療加算”について

―当院では以下の事項に対応しています―

1.健康相談を行っています。
2.介護保険に係る相談を行っています。
3.予防接種に関する相談を行っています。
4.介護・相談支援専門員からの相談対応を行っています。

●初診・再診時における“外来感染対策向上加算”について

―当院では院内感染防止対策として以下の事項に取り組んでいます―

1.院内感染発生の予防と、迅速な対応に努めます。
2.受診歴の有無にかかわらず、発熱その他感染症を疑わせる疾患の診療に対応します。
3.発熱症状等、感染症と疑われる場合、感染防止対策として空間的・時間的に一般診療の方と分離し、診療スペース等の確保・対応をします。
4.院長を「院内感染管理者」と定め、感染防止対策チームを設置し、感染防止対策について検討・共有します。
5.感染防止対策の実務を全職員で行います。
6.院内感染の発生又は疑われる場合、職員は速やかに院長に報告を行い対応します。
7.院内のみでの対応が困難な事態が発生した場合、専門機関等と速やかに連携し対応します。
8.「抗微生物薬適正使用の手引き」に則り、適切な抗菌薬の選択・量・期間・投与ルートでの投与により適正使用を実施しています。

●当院での“院外処方”について

現在、医薬品の供給が不安定な状況が続いています。
保険薬局において、銘柄によらず供給・在庫状況に応じて調剤できることで、適切に医薬品を提供するため、
当院の処方箋には、医薬品の銘柄名ではなく一般名（成分名）を記載する取り組みを行っています。
不明点等ありましたら、医師に相談ください。

●“生活習慣病管理料”について

―高血圧症・脂質異常症・糖尿病が主病の方へ―

厚生労働省は生活習慣病対策の一環として、令和6年6月の診療報酬改定より、これまで診療所で算定してきた【高血圧症】【脂質異常症】【糖尿病】を主病とする方への『特定疾患管理料』を廃止し、個人に応じた療養計画に基づきより専門的・総合的な治療管理を行う『生活習慣病管理料』への移行を決定しました。

この改定に伴い、当院では令和6年6月1日から【高血圧症】【脂質異常症】【糖尿病】を主病とする方は『生活習慣病管理料』を算定いたします。

対象の方には個々に応じた目標設定、血圧・体重、食事、運動等に関する具体的な指導内容、検査結果等を記載した『療養計画書』の作成し、そこに署名をいただく必要があります。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。